2022/01/24
憧れのクルマの新車価格を見てあまりの高さに愕然としても、中古車になると驚くほど安くなっているので、これなら買えるかもという希望があります。新車価格が高額なクルマであればあるほど、相対的に中古車の販売価格が安く感じるものです。たとえば、新車価格が500万円の中古車が30％の値落ち率で販売されていたとすると350万円で、150万円も安くなります。それに対して新車価格が100万円の中古車が同じく30％の値落ち率で販売されたとすると70万円となり、30万円しか安くなっていません。
同じ値落ち率であっても、元の価格が大きいととても安くなったように感じるわけです。ここが中古のクルマの面白いところです。しかし、500万円のクルマが150万円も安くなっていると、心が動かされる人は多いことでしょう。たとえば、スカイラインのハイブリッドを例に挙げてみましょう。
新車価格は500万円以上します。グレードによっては600万円近くにもなる高級車です。ところが、中古車になると3年落ちで300万円を切ってきます。中には250万円を切るようなお買い得なものも出回っています。
スカイラインが人気がないセダンの中では人気がありますし、しかも燃費の良いハイブリッドであるにも関わらず、3年落ちの値落ち率は実に40％～50％となってます。500万円と言われれば手が出なかった人でも、250万円となると話は変わってくるかもしれませんね。
