2022/01/24
中古車の購入では記録簿の有無が重要な要素の1つになります。流通においては、通常、中古車定期点検記録簿として扱われており、この記録簿のある、無しは、購入する側だけでなく、売却査定にも大きく関係することになります。記録簿は、簡単には車両に関してのカルテであり、ここでは、前オーナーによってどのようなメンテナンスが行われていたのか、また、定期的な検査が行われていたのか知ることができ、例えば、不具合箇所などの交換パーツ等も確認することができます。中古車の購入においては、記録簿が無い場合にはリスクの高い買い物になる可能性が高くなります。
特に輸入車の場合にはその傾向が強く、万が一修理が必要となった場合には国産車に比べ高額な修理費用が生じることになります。メンテナンスにおいては、モデルが古い場合にはリビルト品でも代用をすることが可能となりますが、最近のモデルでは電装系などブラックボックス化されており、システム全ての交換になるケースも多く見受けられます。確かに、記録簿が無い車両すべてが壊れるとは限りませんが、安心のためにも、購入では履歴の確認できる車両を選ぶ必要があります。記録簿は、内容を確認することで中古車の故障の度合を知ることができます。
通常、数ヵ月から1年、2年といったサイクルで検査は行われますが、ここでの内容がオイル交換やブレーキパッドの交換など、消耗品のみであれば故障が少ない車両であると判断することができます。反面、頻繁に修理の履歴があるようであれば故障が多いことを意味しており、購入後に必要以上にランニングコストが生じることになります。また、重大な修理が行われている場合には事故歴があることを意味しており、注意が必要になります。トラックの買取のことならこちら
