2022/01/24
もし、現在購入した中古車があるとすれば、中古車流通の仕組みを知ると安く買えます。多くの人が中古車販売店から購入しています。新車は主にディーラーで販売されますが、中古車はディーラー以外の販売店で売られることが多いです。新車を一度登録すれば、その時点から中古車となります。
中古を扱う業者は古物取引の資格を持ち、相場をもとにその車を流通させます。販売する価格は仕入れた価格に儲けを上乗せして決めています。店頭に多くの車を展示している店舗の場合、展示車=在庫車となります。仕入れから半年以内に消費者に購入される車は展示車の4割までの店舗が多く、4割以上の展示車を消化している店舗は大繁盛店です。
6割程度が長期在庫化するか、その前にオークション売却されます。中古市場は車だけに関わらず、流通市場に浮遊するものが多く、実際に取引されているものは4割未満なのです。となると、購入されるという行為は販売店にとって非常に貴重であるため、それなりの付加価値を付けて販売の対価を受けます。ただ、事実として消費者が在庫リスクを背負うこととなります。
しかしながら、利益よりも在庫処分として考える場合、その車をターゲットにして購入をすれば必ずお値打ちな購入ができます。複数の販売店で候補の車をピックアップしておき、価格を監視しておきましょう。長期化した在庫車は必ずマークダウン販売します。また、サービスも多くなるでしょう。
販売店の裏を突くのです。